進化するデジタル麻雀 現代の強者に打ち勝つテクニック

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今、一番レベルの高い麻雀戦術書

「ネット麻雀での統計データをもとに生まれた『現代流データ麻雀』は“必勝法”ではありません。なぜなら、すでに世に広く知られた戦術を使う相手同士で対戦した場合は大きく勝ち越すことができないからです」(まえがきより)

本書は過去に最高位と發王位を同時獲得、テレビではモンド杯優勝、ネットでは天鳳名人戦優勝の現在最強の打ち手と呼び声高い石橋伸洋プロによる、最高レベルの麻雀戦術書です。

現代流データ麻雀をマスターしている打ち手の考え方、打ち方を透視し、予測し、それを逆手に取って勝つ方法を伝授しています。本書は「弱い人に勝つ方法」ではなく、「強い人に勝つ方法」が書いてある本だといえます。

前著「黒いデジタル麻雀」で概念的に説明された戦術論を具体的な局面に落とし込んで解説しています。41の例題が収録されていますが、それらは決して単なる何切る問題ではなく、何を切り、何を考えておくべきかを問うています。ハイレベルになった現代麻雀において勝ち続けるにはここまで深く考えなければいけないのかと驚かされます。

相手の打ち方や動向を予想し、人より常に一歩、二歩先に行った麻雀、現在のベストの麻雀の打ち方がこの本にあります。

目次

進化するデジタル麻雀 〜現代の強者に打ち勝つテクニック〜 目次
第1章 基本手順と判断基準 
例 題 1 雀頭固定かヘッドレスか
例 題 2 超序盤の構想と手順
例 題 3 先制リーチの判断
例 題 4 超序盤の構想と手順(2)
例 題 5 高打点のリーチ判断
例 題 6 攻めの基本手順
例 題 7 親の先制リーチ判断
例 題 8 展開を考える
例 題 9 超序盤の構想と手順(3)
例 題 10 ドラの扱い
例 題 11 手役か手広さか
例 題 12 仕掛け判断と構想
例 題 13 ノータイムリーチの準備
例 題 14 ベタオリ
例 題 15 ベタオリ(2)
例 題 16 鳴き前提の手の進め方
コラム(1)伸びしろ

第2章 読みを駆使した打ちまわし
例 題 17 押し引き判断
例 題 18 対応準備
例 題 19 仕掛けを準備しておく
例 題 20 鳴かれる可能性を考える
例 題 21 手牌読みと対応
例 題 22 仕掛け読みと状況判断
例 題 23 手牌の見切りと局まわし
例 題 24 リーチの準備
例 題 25 仕掛けの待ちと打点読み
例 題 26 関連牌の存在を考える
例 題 27 相手の読みを利用する
例 題 28 仕掛けの手順で待ちを絞る
例 題 29 読みで押せる牌を探す
例 題 30 手牌構成を読む
例 題 31 相手の読みを利用する(2)
例 題 32 手牌と速度を読む
コラム(2)麻雀の勉強方法
例 題 33 攻防判断とベタオリ手順
例 題 34 赤入りルール独特の読み
例 題 35 消去法での待ち読み
コラム(3)目線読み

第3章 究極の“黒いデジタル”
例 題 36 ラス抜けチャンスの追求
例 題 37 テンパイ維持の準備
例 題 38 アガリのチャンスの追求
例 題 39 相手の心理も利用する
例 題 40 局のテーマを徹底する
コラム(4)マーケットと麻雀の共通点
逆転計算について
コラム(5)麻雀配信・観戦のコツ
例 題 41 損失を最小限にする

【著者】
石橋 伸洋(いしばし・のぶひろ)
1980年9月29日生まれ、千葉県出身
最高位戦日本プロ麻雀協会 理事
17歳で麻雀を覚え、ネット麻雀「東風荘」で修行を積み大学3年の春にプロデビュー。
温和な顔に似合わぬ黒いデジタル。
鋭い読み、黒い策略で大胆でスピードある攻めのコンビネーションに特徴があり、その戦術の幅広さを生かしてテレビマッチの「第10回モンド杯優勝」、その後に「第19期發王位」、「第36期最高位」を史上初の同時制覇。
有名トッププロやネット麻雀「天鳳」の強豪が集う天鳳名人戦では第3期で優勝し第1期〜第4期の通算成績でも全参加者を圧倒し続けている。
販売価格 1,609円(税込)